ダヴィンチ展
先日、ダヴィンチ展を観てきました。
ダヴィンチは受胎告知の天使の顔が好きだったので、観たかったのです。ダヴィンチの女の人の顔、綺麗なんですけど、きっとこの頃のはやりのメイクなのよね。眉がないのが今イチ怖くて、どれも好きと言う訳ではないのですが、スフマートの技法はすごい!これはすごく時間かかったと思うなあ。完成作少ないのも納得します。今回混んでるだろうなと思って行ったのですが、列も高低があって観やすかったので、遠くから、近くからと割とゆっくり観られました。

さてさて受胎告知です。私の中のNO.1はフラアンジェリコの受胎告知です。マリアさまに全く迷いや躊躇している感じがなくて、「はいわかりました」ってまっすぐ受け入れている気がします。お坊さんだけに彼の信仰心には全く迷いや揺るぎはなかったんだろうなという気がして、本当にすごいと思います。自分には全く不動心がないもので、。
ある日突然天使がやってきて「貴女に赤ちゃんがうまれますよ」と言いにきちゃうんですよ。どうします?私だったら、びっくりして、そんなこと出来ませんからーと、出来るものなら絶対お断りさせていただきたいです。ほかのひとの作だと身体を多少ねじってたりして、マリアさまの迷いが現れている気がして、こんなにすごい人でもやっぱりそう思うのかと少し親近感を感じてしまう時もあります。
天使の顔が可愛くて好きだったこの絵ですが、今回ぎゅうぎゅう観ていたら少し印象が変わりました。この顔って子供がすごーく真剣に信じきって熱中してる顔なんですよね。そんな時の子供って、ひたむきすぎて怖くないですか?サヴォナローラを信仰した子供とかって、きっとこんな顔、この顔で来られたら怖いですよね。これはきっとダヴィンチが色んな事に興味を持って取り組んでいる時の顔なのかなと思いました。
マリアさまも、この先の困難な人生が見えているけど受け入れようと決心しているように見えて、以前見た時と又ちょっと印象が変わりました。前は「ふふ、やっぱり悩んでいるな」と。
海外で観ると、ほんとに有名作品がどこにもいっぱいで集中力に限界がでてしまうけど、日本に来てくれると一点を集中して観られるのでありがたいです。でも今回の展示のメインは画家とだけでは括れないダヴィンチの諸活動の紹介なのでした。
終了時間がせまって焦るう。うーん。難しい。判らなーい。やっぱり、理数の頭ってなんにでも必要なのね、、とちょっと暗い気持ち。エイゼンシュタインが映画の授業に使った最後の晩餐の映像は面白かったですよ。一枚の絵からあんなにドラマチックな映像になるなんて。最後までみられなかったんだけど。昔、ユダにだけはお日様が当たらないように描いているという話を聞いた事があるけど本当でしょうか?こんなにいろんな研究をしているのを観るとルネッサンス時代はそういった芸術家は多いけど、本人は画家と言われてしまうのは不本意でしょうね。
ダヴィンチは受胎告知の天使の顔が好きだったので、観たかったのです。ダヴィンチの女の人の顔、綺麗なんですけど、きっとこの頃のはやりのメイクなのよね。眉がないのが今イチ怖くて、どれも好きと言う訳ではないのですが、スフマートの技法はすごい!これはすごく時間かかったと思うなあ。完成作少ないのも納得します。今回混んでるだろうなと思って行ったのですが、列も高低があって観やすかったので、遠くから、近くからと割とゆっくり観られました。

さてさて受胎告知です。私の中のNO.1はフラアンジェリコの受胎告知です。マリアさまに全く迷いや躊躇している感じがなくて、「はいわかりました」ってまっすぐ受け入れている気がします。お坊さんだけに彼の信仰心には全く迷いや揺るぎはなかったんだろうなという気がして、本当にすごいと思います。自分には全く不動心がないもので、。
ある日突然天使がやってきて「貴女に赤ちゃんがうまれますよ」と言いにきちゃうんですよ。どうします?私だったら、びっくりして、そんなこと出来ませんからーと、出来るものなら絶対お断りさせていただきたいです。ほかのひとの作だと身体を多少ねじってたりして、マリアさまの迷いが現れている気がして、こんなにすごい人でもやっぱりそう思うのかと少し親近感を感じてしまう時もあります。
天使の顔が可愛くて好きだったこの絵ですが、今回ぎゅうぎゅう観ていたら少し印象が変わりました。この顔って子供がすごーく真剣に信じきって熱中してる顔なんですよね。そんな時の子供って、ひたむきすぎて怖くないですか?サヴォナローラを信仰した子供とかって、きっとこんな顔、この顔で来られたら怖いですよね。これはきっとダヴィンチが色んな事に興味を持って取り組んでいる時の顔なのかなと思いました。
マリアさまも、この先の困難な人生が見えているけど受け入れようと決心しているように見えて、以前見た時と又ちょっと印象が変わりました。前は「ふふ、やっぱり悩んでいるな」と。
海外で観ると、ほんとに有名作品がどこにもいっぱいで集中力に限界がでてしまうけど、日本に来てくれると一点を集中して観られるのでありがたいです。でも今回の展示のメインは画家とだけでは括れないダヴィンチの諸活動の紹介なのでした。
終了時間がせまって焦るう。うーん。難しい。判らなーい。やっぱり、理数の頭ってなんにでも必要なのね、、とちょっと暗い気持ち。エイゼンシュタインが映画の授業に使った最後の晩餐の映像は面白かったですよ。一枚の絵からあんなにドラマチックな映像になるなんて。最後までみられなかったんだけど。昔、ユダにだけはお日様が当たらないように描いているという話を聞いた事があるけど本当でしょうか?こんなにいろんな研究をしているのを観るとルネッサンス時代はそういった芸術家は多いけど、本人は画家と言われてしまうのは不本意でしょうね。
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