旅の仲間

澁澤龍彦さんと堀内誠一さんの書簡の展覧会にいってきました。
お世話になっているアートディエクターさんに教えていただいたのです。
アートディレクターさんは、堀内さんとお仕事をなさってらして、
お話を伺うと、お二人の交流にも感動するのですが、
すばらしい方なんだったんだなとおもいます。
子供の頃好きだった本が、後から堀内さんの本と知って
びっくりしたことがありました。
以前、原画展に行って驚いたのは
原画より印刷のほうがきれいだったということです。
もちろん原画も綺麗なんですが、。
普通は、やっぱり原画のほうが、、なんて思いますよね。
でも、ほとんどの人は印刷物を見るのだから、
そういう風にしなきゃ、わたしも、勉強しなきゃ、、と思いました。
それからはや◯◯年(汗)。
堀内さんの「110人のイラストレーター」で知って、
大好きになった作家さんもいるし、
今も、本当にお世話になってます。
場所は松涛のギャラリーTOMというところです。
知りませんでしたが、このギャラリーの主催者さんのご両親、
子供の頃、すごく好きだったお話の作者さんでした。
「ママのお話」というタイトルでした。
出てくるおネコさんや、野菜はちょっといぢわるだったりするのが
おもしろかったのでした。
話がちょっとずれてしまいました?
澁澤さんの「高丘親王航海記」はすごく好きです。
エッセーを読んで、初めて知った色んな芸術家のひとたち。
花は生殖器を愛でる唯一の生物、、みたいなことを書いてらして(ちょっとうろ覚え)
なるほどーとおもいました。
お二人が仲良しなのってちょっとはじめは不思議な気もしたんですが、、。
堀内さんのお便りは「パリからの手紙」って御本にもなってらっしゃいますが、
手紙だから下書きなんてしないでしょうに、
エアログラフにきれいにイラストと文がレイアウトされていて、
暖かい気持ちも伝わってくるという、素敵な手紙でした。
雑誌の仕事も絵本の仕事も、
お友達に自分の見たことをお知らせするのも
同じような情熱と愛情を持って取り組まれたんだと思いました。
すごいなあ。
この展示は二人の書簡集が出版された記念です。
帯に同時代を生きた二人の天才と書いてある。
ほんとうにそうですね。
また改めて本も読み直してみたいです。
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